GPUでプールマイニングする方法。ナイスハッシュの1.3倍稼げる!?

仮想通貨をマイニングする場合にお手軽なのは、ナイスハッシュなど自動的にアルゴリズムを変更してくれるソフトウェアを利用することです。

マイニング初心者はこれが最も簡単に手っ取り早くマイニングで稼ぐ方法でしょう。

でも、ナイスハッシュを使った場合、掘りたい通貨を掘ることはできず、また高めの手数料をナイスハッシュから搾取されてしまいます。

しかも支払いは全てビットコインです。

つまり、簡単で悪くはないけれど、最高でもないってことですね。

よりセッティングを突き詰めたい、少しでも稼ぎたいとなれば、プールマイニングをせざるを得ません。

プールマイニングは皆で掘って全員で山分けする方法

プールマイニングはプールに集まったマイナー全員のハッシュレートを使って仮想通貨をマイニングします。

獲得したコインは各マイナーのハッシュレートに占める割合に応じて、全員に分配されます。

例えば500Mのプールでマイニングして、自分のGPUのハッシュレートが5Mであれば、採掘したコインの1%が貰えるわけです。

ホントにナイスハッシュの1.3倍も稼げるの?

今現在私がマイニングしている通貨の24時間の支払いがこちらです。

ちなみに使用GPUはGTX1080ti(1台)、GTX1070(12台)です。

この通貨の現在レートは370JPYほど。23枚以上掘れていますので¥8,613/日の収益です。

次に、ナイスハッシュをマイニングしてみます。全く同じGPU&セッティングです。

う〜ん、以外と差がないですね。1.3倍というのは今のレートでは言い過ぎでした。

厳密には1.18倍となりました。まぁ私の通貨チョイスやチューニングの甘さでしょうね。

 

プールマイニングの準備

マイニングの前に準備が必要です。順を追って説明します。

  1. ウォレットの準備
  2. マイニングソフトウェア
  3. プールマイニング用バッチファイルの作成
  4. 掘る!

ウォレットの準備

まずは掘りたい硬貨のウォレットが必要です。

ナイスハッシュであれば、BTCのアドレスだけ持っておけばいいですし、週一回の送金が大半なので、直接コインチェックなどの取引所のアドレスを使っている人も多いと思います。

しかし!プールマイニングの場合は必ずウォレットを準備してください!

プールによっては頻繁に送金を行うところもあり、場合によっては取引所からアカウントをロックされることもあります。(まずは警告が来たりします)

出金単位を任意で決めれる場合は、1日一回程度の出金になるように設定することで上記のトラブルを避けることが出来ますが、やっぱりウォレットがあったほうが安全確実です。

ウォレットは大抵の場合、通貨の公式サイトからダウンロードできます。Windows・Mac・Linuxに分かれていることが多いので、ご自身のOSにあったものをダウンロードしましょう。

マイニングソフトウェアを入手

GTXシリーズなどNVIDIAのGPUを使う場合はccminerをダウンロードします。
以下の一覧は、Cryptoprosというプールでのccminerのバージョンごとの利用割合を表しています。
Version Count Donators ES Percent Hashrate* Avg
ccminer/8.18-KlausT 59 59 23.85% 285.1 MH/s 4.8 MH/s
ccminer/2.2 48 48 12.41% 148.4 MH/s 3.1 MH/s
ccminer/8.19-KlausT 34 34 8.9% 106.4 MH/s 3.1 MH/s
ccminer/2.2.3 31 31 5.35% 64 MH/s 2.1 MH/s
ccminer/8.15-KlausT 31 31 12.6% 150.6 MH/s 4.9 MH/s
ccminer/2.2.4 31 31 4.84% 57.8 MH/s 1.9 MH/s
ccminer/8.14-KlausT 26 26 8.75% 104.6 MH/s 4 MH/s
Gateless 22 5.8% 69.4 MH/s 3.2 MH/s
hsrminer/1.0 18 18 5.19% 62.1 MH/s 3.4 MH/s
ccminer/alexis-1.0 17 17 3.93% 47 MH/s 2.8 MH/s
ccminer/2.2.2 9 9 2.51% 30 MH/s 3.3 MH/s
ccminer/1.7.6 7 7 2.76% 33 MH/s 4.7 MH/s
gatelessgate/0.1.3-pre6 7 1.75% 20.9 MH/s 3 MH/s
ccminer/2.0 6 6 2.05% 24.5 MH/s 4.1 MH/s
ccminer/8.17-KlausT 6 6 0.87% 10.4 MH/s 1.7 MH/s
6 0.35% 4.1 MH/s 690.3 kH/s
NiceHash/1.0.0 6 6.74% 80.6 MH/s 13.4 MH/s
ccminer/skunk-krnlx 5 5 1.35% 16.1 MH/s 3.2 MH/s
ccminer/8.16-KlausT 4 4 1.65% 19.8 MH/s 4.9 MH/s
ccminer/1.5.78-djm34-real-prog 4 4 0.96% 11.5 MH/s 2.9 MH/s
ccminer/2.2.1 2 2 0.29% 3.5 MH/s 1.7 MH/s
ccminer/8.00-KlausT 2 2 0.29% 3.4 MH/s 1.7 MH/s
cpuminer/2.4 2 59 kH/s 29.5 kH/s
cpuminer-opt/3.7.5 2 2 42.9 kH/s 21.5 kH/s
ccminer/0.0.1-djm34 1 1 0.38% 4.5 MH/s 4.5 MH/s
ccminer/krnlx-xevan 1 1 0.05% 579.8 kH/s 579.8 kH/s
ccminer/2.2.5 1 1 0.01% 171.7 kH/s 171.7 kH/s
cpuminer-opt/3.7.4 1 1 12.5 kH/s 12.5 kH/s
cpuminer-opt/3.7.0 1 1 16.1 kH/s 16.1 kH/s
Total 390 0 347 1.2 GH/s 3.1 MH/s

 

ccminer/8.18-KlausTが23.85%を占めていて一番使われています。

基本的にccminerのバージョンによってハッシュレートの高さが違ってきますので、多くのマイナーが使っているものを利用するのがいいでしょう。

【追記】ちなみに利用ソフトウェアの内訳は、Cryptoprosの場合、上段メニューの「Miners」から確認することが出来ます。

AMDのRadeonシリーズならsgminerを使います。

今回はccminerを使った設定を例にとります。ラデオン系はまた別の機会に・・・

プールマイニング用バッチファイルの作成

マイナーをダウンロード(&解凍)したら、次にバッチファイルを設定します。

バッチファイルには主に、マイナーの起動ファイルの指定・プールURL・ウォレットアドレスを書込みます。

ダウンロードしたフォルダの中に.batファイルが入っている場合もありますが、入っていなければメモ帳などでテキストファイルを作成します。

記述内容はマイナーやプールによって多少異なりますが、

ccminer.exe -a [アルゴリズム名] -o stratum+tcp://[プールのURL]:[algo-port] -u [ウォレットアドレス] -p c=[コインシンボル]

などが一般的です。

まず、先頭のccminer.exeで起動ファイルを指定します。なのでexeファイルが別の名前のマイナーの場合はそれに合わせてください。

[アルゴリズム名]にはマイニングするアルゴリズムを記入します。neoscryptlyra2v2などですね。

ただし、特定のアルゴリズムに特化したマイナーの場合は記載する必要はありません。(例えばネオスクリプトに特化したhsrminerなど)

[プールのURL]にはマイニングプールのコンフィグを参考にURLを記載します。大抵のプールではトップページ(home)に記載があります。

マイニングプールCryptoprosであれば、上記のような記載があります。

URLはstratum+tcp://pool.cryptopros.us、ポート番号は右側のプールステータスのPortに書かれています。

ネオスクリプトであれば4233ですね。

[ウォレットアドレス]は、最初にダウンロードしたウォレットの受け取り用アドレスを記入します。ここを間違えるとせっかくマイニングしたコインが消失しますので慎重に。

プールによっては事前に会員登録が必要なところもあります。

その場合は、ウォレットアドレスではなく

[ログイン時のユーザー名][ワーカー名][ワーカーパスワード]

を記入することになります。

例)ユーザー名admin、ワーカー名worker01、パスワードxの場合 admin.worker01 -p x

[コインシンボル]にはコインのシンボルを記入します。

例えば採掘するのがビットコインゴールドであれば c=BTG となります。

具体的にやってみましょう。

GoByteを実際にマイニングしてみる

まずWhatToMineで稼げる通貨ランキングを表示します。

使用GPUは、GTX1070を1台で計算してみます。

おっと!今現在ではナイスハッシュの方が稼げる計算になっていますね。(2018年1月21日現在)

ただし、ナイスハッシュの場合は手数料がかかるので、1番儲けられることはまずありえません。

ナイスハッシュからハッシュパワーを購入しているユーザーが、誰も気付いていない美味しいコインを密かに掘っているんでしょうね。

とりあえず1日に4.02ドル稼げる、2番手のGoByteをCryptoprosでマイニングするとしましょう。

まずはccminerのダウンロード。任意の場所に展開しましょう。

http://ccminer.org/

公式サイトからウォレットをダウンロードします。

公式サイト https://gobyte.network/

DOWNLOADからOSごとのウォレットを選んでダウンロード。Windowsは32ビット版と64ビット版があります。

ダウンロード&解凍したフォルダ内のgobyte-qt.exeを起動します。

ウォレットの同期が完了したら「受信」を選択して受け取り用アドレスを表示させます。

次にバッチファイルを作成します。

ccmine.exe -a neoscrypt -o stratum+tcp://crc.cryptopros.us:4233 -u GXXXXXXXXXXXXXXXXXX -p c=GBX

(GXXXXXXXXXの部分は自分のアドレスを)

上記のように書込み保存します。ダウンロードしたファイルによってはexeファイルの名前が違いますので、必ず合わせてください。でないと起動しません。(例えば ccminer-x64 など)

保存したテキストファイルは、ファイル名をstart_gbx.bat のような自分で分かりやすいバッチファイル名に変更しましょう。

作ったバッチファイルはマイナーのexeファイルと同じフォルダーに入れてください。

あとはダブルクリックすればマイニング開始となります。

無事にマイニングが開始されれば、緑の文字でyes!やAcceptedなどと表示されるはずです。

上記はGTX1080Tiでマイニングした画面ですが、約1400kH/s出ています。電力は200wほど食いますから、1日約730円分マイニングし、利益は620円程度となりました。

プールマイニングは面白い!

自分でマイニングする通貨を選んだり、セッティングしたりするのはとても楽しいです。

確かに手軽なのはナイスハッシュですが、一旦ソフトを走らせてしまうと、やることが全くありません。

自分で通貨を選べれば、今このこのコインを掘れば儲かる!だとか、このコインが値上がりしそうだから今のうちに掘っておこう!など、マイニングの選択肢が大きく広がります。

ぜひ、皆さんもプールマイニングにチャレンジしてみてください。

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